2016年12月30日

AVR を使った Apple II エミュレータ

 「AVR マイクロコントローラを使ったポータブルな Apple II エミュレータ」。卒業論文での作品だそうです。

 タクトスイッチを並べてフルキーボードを作っているところがすごい。こんなことできるんだ。回路図を見ると、キーボードコントロール専用に ATMega8 を1個使って、本体の AVR とシリアル接続しているようだ。キーボードは入出力端子がたくさん必要だから、これはやむを得ない。

 最近シングルボードのコンピュータがいろいろ出て来ているけど(IchigoJam, ORANGE pico, MachiKania, ...)、ポータブル化しようとすると最後に障害になるのが入力装置じゃないかと思っている。タクトスイッチ+マイコンでキーボードを作るキット、誰か商品化してくれないかな。

posted by toshinagata at 10:50| 日記

2016年12月29日

将棋の三浦九段、不正の証拠なし

 あーあ、やっぱり、何も出てこなかったじゃないですか。

 腹が立ってしょうがないのは、渡辺竜王の言動だよ。「絶対に(不正を)やってる」と言わんばかりの発言で周りを引っ掻き回し、どうも証拠が出そうにないと見たら「処分して欲しいと言ったわけではない」と突然のトーンダウン。まあ、最初に言い出した時には棋士としての直感で確信を持っていたんだろうけど、結果的に将棋界全体に計り知れないダメージを与えた責任は大きい。公式の謝罪広告を自費で各新聞社に出し、読売新聞社の公式行事以外は「竜王」としての活動を一年間自粛する、ぐらいのことはやってもらいたい。本当は竜王位を返上して一年間竜王を空位として欲しいけど、それは読売新聞社が決めることだな。

(橋本八段も対外的な活動はしばらく控えてもらいたいですね。黙って将棋だけ指しておいてください。この人の奔放な発言はなかなか面白かったけど、今回の失礼な言動はいただけない。)

タグ:将棋
posted by toshinagata at 00:17| 日記

2016年12月26日

「子供の科学」を買ってみた

 小6の坊のために、誠文堂新光社の「子供の科学」を買ってみた。

 Amazon で買ったら、「科学雑誌」のカテゴリで売り上げ1位と出ていた。ニュートンとかナショナルジオグラフィックより上なんだ。(今見たら、ニュートン2月号が1位で、これは2位になっていた。発売日とも関係するのかな。)自分は初めて買うし、周りで読んでいるという人も見たことないんだけど。

 で、中身なんですが、上の写真の表紙でわかる通り、なんだかごちゃごちゃしています。雑多な内容を片っ端から詰め込んである感じ。でも、逆にこんな構成の方が、子供向けにはいいのかも知れない。子供のアンテナには何がひっかかるかわからないのだから、とにかくいろんなものを提供して並べておこう、という発想。こういうのは、割と好きですね。

 今月号の内容はこちらにあります。一つ一つの記事はそれほど長くはないのだが、まあ数の多いこと。すみずみまで読んだら、まるまる1ヶ月かかるよ。

 不覚にして知らんかったんですが、この雑誌、めちゃくちゃ老舗なんですね。創刊は 1924(大正13年)。JBPress の記事によれば、2009 年の時点で創刊以来 85 年間赤字が一度もなかったという。あんまり広告とか見たことないんだけど、そんなことしなくても売れている、ということなのかな。

 坊のリアクションはまだわからないけど、大人が読んでも悪くない感じなので、しばらく定期購読してみてもいいかな、と思っている。

タグ:科学 工作
posted by toshinagata at 23:38| 日記

2016年12月24日

ラズパイで MCP3204/MCP4922 を使う

 ラズパイでアナログ信号を扱いたくて、Microchip の MCP4922 (DA コンバータ) と MCP3204 (AD コンバータ) を使おうとしている。これらは秋月で廉価で売られていて、電子工作界隈ではよく使われている。接続して動かすのは簡単で、以前にも少し書いた(「るあこん:SPI を実装した」)。ところが、アナログ回路というのはここからが大変なんですね…

 まず、最初に考えた回路はこんな感じ。アナログ部分の詳細は書きませんが、前例のある回路なので大きな問題はないはず(そうでもなかったことが後でわかるのだが)。アナログ部分に与えるのは、オペアンプ用の±15V・内部での電圧シフト用のリファレンス電圧(要微調整)・ MCP4922 からのアナログ信号。アナログ部分から帰ってくる2系統の信号を MCP3204 の CH0 と CH1 で受けて、デジタルに変換する。電源は秋月の 5V スイッチングアダプタで、±15V はコーセルの SUW30515 で 5V から作る。ラズパイは 3.3V 動作なので、ADC と DAC 用に 3.3V 電源を TA48M033F で作る。ラズパイからも 3.3V が出ているが、たぶん雑音が多いだろうから、自前で用意することにした。

 これで動くだろうと思ったわけですよ。でまあ、確かに動くんだけど、CH0/CH1 で受けた値がふらつく。12 bit の ADC なのでフルスケールが 4096 なのだが、±40 ぐらいふらつく。何これ、実質精度が 7 bit ぐらいしかないじゃん。これでは使い物にならないので、いろいろ試行錯誤した。

 オシロスコープで見ると、CH0/CH1 で受けている信号に約 40 kHz の交流成分が乗っている。振幅は 30 mV ぐらい。さらに調べてみると、アナログ部分の基準電圧 Vref に同じ周期の 4 mV ぐらいのリップルがある。これを抑えてやればいいのか、と考えて、ADC/DAC やアナログ部分の基準電圧をシャントレギュレータ NJM431L の +2.495V から作ることにした。また、SUW30515 の入力の 5V をアダプタから直接入れるのをやめて、可変レギュレータ NJM2397 で作った 4.6V にした。さらに、高周波のノイズを除去するため、EMI フィルタ BNX016-01 を NJM2397 の後に入れた。

基準電圧の値が変わったので、アナログ部分の回路定数も同時に変更した(ここには書いていない)。

 しかし、これではあまり改善されなかった。さらに、CH0/CH1 で受けている信号をよく見ると、40 kHz の成分に加えて、約 1 MHz の成分も乗っていた。これは SUW30515 が発生源であることが判明。振幅 15 mV ぐらいのリップルが +15V, –15V の両方に乗っている。オペアンプの電源は±12V でも大丈夫なので、レギュレータの NJM7812FA/7912FA を入れてリップルを除去しようと試みたが、1 MHz 近傍のリップルはせいぜい 2/3 程度までしか減らなかった。

 電源がなんとかならないかな、といろいろ探していたところ、ストロベリーリナックスで「LT3439 超ローノイズDC-DCコンバータモジュール(+12V/-12V)」というのを見つけた。実装するスペースがなかったのでジャンパ線で配線することになり、本来の性能は出し切れてない感じだが、少なくともアナログ部分の電源のリップルは完全に消えた。あとは 40 kHz の成分だが、原因がどうしても特定できなかったので、対症療法として、アナログ回路の最後段のオペアンプの帰還抵抗 (33 kΩ) と並列に 1 nF のコンデンサを取り付けた。これで時定数 33 μs のローパスフィルタになるので、40 kHz (25 μs) の成分は小さくなるだろう、という読み。これが当たりで、MCP3204 の変換結果のふらつきは±2 程度にまで減った。なお、目的の回路は 1 ms ぐらいの応答が見られれば十分なので、33 μs のローパスフィルタが入っていても大きな支障はない。

 アナログ回路は難しいですねえ。デジタル回路はつなげば動くけど、アナログはそうはいかない。「マイコン+MCP3204」でネット検索して作例を探すと、「とりあえず動いた」というところまでの記事が多いんだけど、実際はそこから先の方がはるかに道のりが長い。もっと経験を積んでからこの記事を読み返したら「何バカなことやってんだよ」と思うんだろうけど、現時点での記録として残しておきます。

posted by toshinagata at 15:33| 日記

2016年12月17日

映画「この世界の片隅に」

 話題の映画「この世界の片隅に」を妻と2人で見てきました。

 終わった後、しばらく言葉が出なかった。無言で余韻に浸りたかった。

 戦時中の日本、戦況が悪化する中でも健気に生きてきたすずさん。度重なる呉への空襲で、すずさんが失った「大切なもの」って…それだったの!? 嘘だろ…?(今改めて泣けてきた)

 そんなことがあっても、この話はお決まりの反戦イデオロギーには流れて行かない。あくまでも、当時に生きた民間人たちの、等身大の物語を語り続ける。「あの戦争がなければよかったのに」なんてことは誰も一言も言わないのだ。それが、当時の呉の町に生きた人たちのリアルだったのだろう。

 片渕監督の前作、「マイマイ新子と千年の魔法」は DVD で見たけど、これもすごく好きだった。でも、一体何がどうよかったのか、結局わからずじまいだった。今回、監督が以下のようにコメントしているのを見て、少し得心が行った気がした。

自分たちが作れるのは映像まででしかなくて、「映画」として完成するのはお客さんの心の中でなのだと思っています。枠に切り取られた映像でしかないものの外側まで感じられれば、お客さんの心の中でどこまでも拡がっていける映画が作れると思うんです。

 徹底してすずさんの視点で(「マイマイ新子」では新子と貴伊子の視点で)周りの世界を切り取ってみせることで、見ている私たちの心の中で、映像に映っていない物語が自然に広がっていくんじゃないか。そして、その物語が心一杯に広がったところで映画は終わり、物語の続きは各自に任される。エンドロールで暗示されるすずさんたちの新しい生活が、余韻として心に残る。

 そのエンドロールだが、前半に製作スタッフ、後半にクラウドファンディングの出資者がクレジットされていて、すこぶる長い。でも、必ず最後まで見なくちゃいけない。なぜなら、最後にとても印象的なワンカットがあるから。帰りの道すがら、妻も同じところを見ていたことがわかった。

 今回は客の入りは6割ぐらいだったかな。夫婦で見ている人が多かった。これは確かに、それにふさわしい映画だね。

タグ:映画
posted by toshinagata at 22:02| 日記

2016年12月11日

ピアノ発表会

 ヒメのピアノ発表会。曲目は、ベートーヴェンの「テレーゼ・ソナタ」第1楽章。なかなか渋い選曲ですな。地味だけどチャーミングな曲なので、けっこう好きです。この曲、左手がいろいろ弾きにくいんだよね。このへんとか。

 IMSLP に自筆原稿が公開されています。ベートーヴェンには珍しく、ほぼ書き直しがない。さらっと書き流した感じですかね。ベートーヴェン自身もこの曲を好んでいた、と聞いたことがある。

 連弾は、アントニオ・カルロス・ジョビンの "Wave"(編曲は内田美雪氏、ヤマハミュージックメディア)。あまり練習時間をとれなかったこともあって、暗譜するのにめっちゃ苦労した。ほぼ同じコード進行で、少しずつバッキングのリズムが違っていたり、コードに変化音が入っていたりして、それが Primo のメロディラインと絡んでいるものだから、ごまかすとおかしくなってしまう。要は、それだけ入念に仕上げられたアレンジということ。本番直前まで楽譜とにらめっこして、なんとか無事に終了した。

タグ:音楽
posted by toshinagata at 22:24| 日記

2016年12月04日

パンジーを植えた

 毎年実家から送ってもらうパンジーの苗を今年も植えた。いつもと同じ、駐車場脇の細長いスペースなのだが、今年は花壇柵で少し高さを出して、新しい培養土を入れた。また、いつも下の方の葉が土に触れて腐ってくるので、マルチングバークも敷いてみた。

 高さを出すと、花壇らしくなった。地べたに植えていた時と比べて、心なしか苗も元気そうに見える。木の花壇柵はそのうち腐ってくるので、何年か経ったら替えないといけない。(と、メモ代わりに書いておく。)

 ところで、マルチングバークって、花が終わった後どうするものなんですかね。洗って使い回したりするんかな。イマイチ使い方がよくわからない。

タグ:園芸
posted by toshinagata at 21:44| 日記

2016年12月03日

NHK が CCさくらの新作アニメ?!

 カードキャプターさくらの新連載が始まって、「新作アニメも始動?」とか情報があったので気になっていたのだが、NHK で 2018年1月から放送開始だそうです。BS プレミアムでクロウカード編を再放送しているのは、このための布石だったのか。

 主な声優さんはオリジナルといっしょ。20年経ってるんだよ。大丈夫なのか。「絶対だいじょうぶ」? ほんまかいな。

タグ:アニメ
posted by toshinagata at 19:50| 日記