2018年05月19日

ESP8266 で電波時計を合わせる

 ESP8266 で電波時計を合わせる件、プロトタイプができました。

20180519-3.jpg

 ブレッドボードの配線図はこちら。

20180519-1.png

 ESP8266 のスケッチはこちら→ JJYSimulator.ino.txt

 ATtiny85 のスケッチはこちら→ JJYSimulator_40kHz.ino.txt

 アンテナは AWG22, 2 m のビニール被覆線を適当に巻いたもの。たぶんそんなに強い電波は出してないと思うけど、まだ確認はしてない。至近距離で電波時計が合うことは確認した。

 タクトスイッチが2つある。ESP8266 に近い方はスケッチ書き込み用で、これを押しながら電源を入れるとスケッチ書き込みモードになる。もう一つは WiFi 初期化用で、これを押しながら電源を入れると WiFi を設定するモードになる。PC(スマホでも可)で "ESP_WiFi_Configure" に接続して、アクセスポイントの SSID/パスワードを入れる。同時に、NTP サーバのアドレスと、電波を出力する時刻範囲(深夜に1時間だけとか)を設定できるようにした。今気づいたけど、テスト用にオフセットの時間を設定できるようにしておけばよかったな。

20180519-2.png

 電源はエネループのままでもいいのかな、と思い始めている。最初は AC アダプターを使って常時稼働させることを考えていたが、ときどき電源を入れて電波時計の前に放置しておく、という使い方でもいいような気がしてきた。受信する側の電波時計の仕様にもよるんだけど。

posted by toshinagata at 22:15| 日記

2018年05月14日

日大アメフトのラフプレー

 日大・関学のアメフト定期戦で、日大選手が危険なタックルをした件。関東の大学で、日大との試合をキャンセルするところが続出しているそうです。そりゃそうだよね。リーグ戦も全試合ボイコットでもいいぐらいじゃないですか。アメフトってそもそも危険なスポーツなんだから、プレイヤーたちが協力して危険を回避することを前提としないと試合が成立しない。あのプレイが問題になった時点で、日大フェニックスは即座に全面的な謝罪の声明を出すべきだった。

 もっとも、正直に言うと、あんまり驚いてはいません。ああ、日大フェニックスってそういう価値観のチームなのね(やっぱり)、という感想です。処分するとか、監督の責任はどうなってるのかとか、いろいろ言われてますけど、本人を退部させたり、監督やコーチに謹慎を命じたりしても、あんまり効果はないだろうと思います。「QBをつぶす時はもうちょっとバレないようにやれ」って指示する、ぐらいが関の山でしょう。悪いことをしたなんて、1ミリも思ってないんじゃないですか。選手も指導者も。

 こういう人たちを「のさばらせない」ようにするには、まともな企業が日大フェニックス出身者の採用を見送るとか、才能を持った高校生をこのチームに推薦しないとか、そういう流れになってこないといけないだろうな、と思います。要するに、「汚い手を使ってでも勝てばOK」という価値観がチームとして蔓延しているわけでしょう。教育機関として信用できないよね(日本大学って教育機関だよな?)。

 まあでも、現実にはなかなかそういう話にはならないんでしょう。しばらく時間がたったら、何事もなかったかのように「アメフトの名門」みたいな大きな顔をし続けるんだろうな。アメフトの関東リーグに所属している人たちには、ご愁傷様です、というほかない。

タグ:社会
posted by toshinagata at 21:42| 日記

2018年05月10日

「生ごみ先生の元気野菜革命」(吉田俊道/東洋経済新報社)

 生ごみコンポストで家庭菜園をやっているが、どうも思うようにいかない。ネットの情報だけじゃなくて、ちゃんと本になっているものを読んだ方がいいな、と思い、図書館で目についた本を何冊か借りてきた。

 著者の吉田さんは、県の農業相談員の仕事をやめて、有機農業に転身した人。それだけではなくて、保育園や小中学校で、生ごみコンポストを使った野菜作りを指導して、成果を上げてこられたとのこと。

 最初の方に紹介される体験談で、「無農薬でも元気な野菜には虫がつかない」という話がたいへん興味深かった。庭で野菜を育てても、すぐに虫がついてひょろひょろになってしまうので、「やっぱり農薬なしでは難しいのかなあ」と思っていたのだが、吉田さんは「もともと植物に元気がないから虫がつくのだ」ときっぱりと言い切る。ほんとなのか? まじめに生ごみ堆肥を作ったら、元気な野菜が育てられるの? プランターでもできるということだから、小さな庭の畑でもできるのかな。本書第4章に実践法が書いてあるのだが、スプラウトを作る、という話で終わってしまっている。もう少し踏み込んで、たとえばホウレンソウの作り方とか書いてくれたら嬉しかったのだけど。

 第3章では、「食生活改善のチェックリスト」など、子供の食育に関連する話題が並ぶ。「砂糖の摂り過ぎが子供をキレやすくする」とか根拠の怪しい話も混じってきて、ちょっと危なっかしい。「元気な野菜を作って食べる」ということに関しては、実践の重みが感じられるが、そうでない話題はナナメ読みにしておいた方がよさそう。

 食育がらみの部分はさておくとして、いい土を作って「元気な野菜」を育てる、というのはぜひ実現してみたい。現状で何が足りないのかよくわからないので、もう少し基本を勉強しないといけないのかな。

タグ:読書 園芸
posted by toshinagata at 23:16| 日記

2018年05月08日

藤原和博さんのあっち向いてホイ

 藤原和博氏が悩める40代に「モードチェンジ」の勧め。

 藤原さん、最近の肩書きは「教育改革実践家」なんですね。なんだそれ、と思わなくもないが、藤原さんの書かれた教育論の本を読むと、元リクルートの人にありがちな「いつも自信たっぷりの姿勢」にお腹いっぱいになりつつも、「教育改革はこういう人に進めて欲しいな」と感じる場面が多い。「教育改革実践家」、いいんじゃないでしょうか。

 で、この記事で目を引いたのは、教育論でも迷える子羊へのアドバイスでもなくて、ここです。東日本大震災の復興支援のために現地入りした時の話。

私も当初、気仙沼高校の避難所で炊き出しを手伝ったとき、提供できる技術が何もありませんでした。それでも何かできることはないかと考え、子どもたちにおもちゃを配る際、ひたすら「あっち向いてホイ」をやりました。結局、「3時間続けてあっち向いてホイをやった人」としてタイトルをもらいましたが(笑)。

 あれだけの実績を持った人が、「あっち向いてホイ」ですよ。子供たち相手に、3時間も続けて。この人、やっぱりすごいわ、と、改めて尊敬しました。やると決めたらとことんやる。相手が子供でも手を抜かない。目の前の相手が喜んでくれることを徹底的にやる。かっこいいなあ。

タグ:社会
posted by toshinagata at 21:55| 日記

2018年05月07日

ESP8266 で WiFi 接続

 とりあえず動いたので、次は Wi-Fi への接続。ESP8266 のサンプルを見ると、ssid/pass をスケッチの中に直書きしているものが多いが、これだと違う環境に持って行った時にコンパイルし直さないといけなくなる。次のようにしたい。

  • 最初は soft AP モードで立ち上げて、パソコンなどから ssid/pass が入力できるようにする。
  • 入力された ssid/pass を保存して、接続する。
  • 次からは、保存された ssid/pass を使って接続する。

 WiFiManager というライブラリを使ったら簡単に実現できる。インストールも簡単。Arduino IDE の「ライブラリをインクルード/ライブラリを管理」でライブラリマネージャを開く。下の方に WifiManager があるので、インストール。

20180506-1.png

 サンプルスケッチの中の WifiManager/AutoConnect を開く。

20180506-2.png

 コンパイルしてみる。かなり時間かかる(2.4 GHz Core 2 Duo で1分30秒)。スケッチ 323857バイト(31%), グローバル変数 34984バイト(42%)。

 ESP8266 に書き込んで走らせてみた。"AutoConnectAP" という WiFi アクセスポイントが出現している。

20180506-3.png

 これに接続すると、次のような画面が出てくる。

20180506-4.png

 "Configure WiFi" を選ぶと、次のように、利用できるアクセスポイントが表示される。SSID とパスワードを入力。

20180506-5.png

 次のような表示に変わる。接続に成功すると、この画面は自動的に消える。

20180506-6.png

 Arduino IDE のシリアルモニタにログが表示されている。次のようになった。最後に "yeey :)" って言ってるから、接続できたんでしょう。

*WM: 
*WM: AutoConnect
*WM: Connecting as wifi client...
*WM: Using last saved values, should be faster
*WM: Connection result: 
*WM: 0
*WM: SET AP STA
*WM: 
*WM: Configuring access point... 
*WM: AutoConnectAP
*WM: AP IP address: 
*WM: 192.168.4.1
*WM: HTTP server started
*WM: Request redirected to captive portal
*WM: Handle root
*WM: Request redirected to captive portal
*WM: Handle root
*WM: Request redirected to captive portal
*WM: Handle root
*WM: Info
*WM: Sent info page
*WM: Request redirected to captive portal
*WM: Handle root
*WM: Scan done
*WM: ########
*WM: -43
*WM: Sent config page
*WM: Request redirected to captive portal
*WM: Handle root
*WM: WiFi save
*WM: Sent wifi save page
*WM: Connecting to new AP
*WM: Connecting as wifi client...
*WM: Connection result: 
*WM: 3
connected...yeey :)

 なお、リセットをかけてもう一度立ち上げると、今度は直接接続してくれる。

*WM: AutoConnect
*WM: Connecting as wifi client...
*WM: Using last saved values, should be faster
*WM: Connection result: 
*WM: 3
*WM: IP Address:
*WM: 192.168.1.22
connected...yeey :)

 なんかめちゃくちゃ簡単やなあ。もっとあちこち手こずるかと思ったけど。

 これで何をやりたいかと言うと、電波時計を合わせるための微弱電波発信機を作りたい。こういうやつです。WiFi でインターネットの ntp サーバにつないで、読み込んだ時刻を電波で発信する。いくつか製作例があるが、「オールドレンズじゃないよ往年のニッコール(仮)」さんの記事を参考にしようと思っている。

posted by toshinagata at 00:53| 日記

2018年05月06日

ESP8266 で遊んでみる

 だいぶ前に買って1年以上放置していた「Wi-Fiモジュール ESP-WROOM-02 DIP化キット」を引っ張り出して、使ってみた。

20180505-1.jpg

 このモジュールは、Wi-Fi を飛ばすため、普通のマイコンと違って消費電力がとても大きい。電源は 5V のアダプタを用いて DC-DC で 3.3V に下げるのが良いらしいのだが(参考:「じわじわ進む:ESP-WROOM連続稼働実験 」、「ねむいさんのブログ:ESP-WROOM-02を使ってみる3 -そんな電源で大丈夫か-」)、今回はテストということで、エネループ4本 4.8V と普通の三端子レギュレータで 3.3V を作った。なお、一応オシロで 3.3V ラインは確認しました。ブレッドボードの配線図は下の通り。

20180505-2.png

 EN, IO2, IO0, RST は 3.3V に、IO15 は GND に、それぞれ 10K の抵抗を通して接続する。RST と IO0 にはタクトスイッチをつけて、押したら GND につながるようにしておく。RST スイッチを押すとリセットがかかる。この時 IO0 スイッチを同時に押しておくと、フラッシュ書き込みモードになる。

 USBシリアルは AE-TTL-232R を使う。ドライバは FTDI の公式ページで入手できる。ちゃんと Apple の署名がついている。ESP-WROOM-02 とは TXD/RXD/GND の3線で接続する。最初 GND をつないでなくて、「通信できない、おかしい」と首をひねっていたのはナイショです。

20180505-3.jpg

 最初は AT コマンドで制御できるようになっているので、まずは動作確認から。Arduino IDE のシリアルモニタを使う(別に Arduino IDE でなくてもいいのだが、どうせ後で Arduino 化するので、今から使っておく)。改行を CR+LF, 速度を 115200bps に設定。ESP-WROOM-02 の電源を入れると、最初はゴミが表示されて、その後 "ready" と出る。"AT" と送信すると "OK" と出る。その他、「ESP-WROOM-02: ATコマンドによるWifi動作確認」などを見てチェック。(実際やったのだけど、結果を記録しておくのを忘れていた。)

 次に、Arduino として使えるようにする。Arduino IDE のボードマネージャのリンクに http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json を加える(開発元ページ:Arduino core for ESP8266 WiFi chip)。下のように、"esp8266" がボードマネージャに表示されるので、これをインストールする。現行のバージョンは 2.4.1 だった。

20180505-4.png

 ボードの設定は下の通り。正直よくわからないものもいくつかありますが…

20180505-5.png

 「mgo-tec電子工作:ESP-WROOM-02 (ESP8266) チップ・メモリ・MACアドレス情報確認方法」にあるスケッチをコピー&ペーストする。ブレッドボード上のフラッシュ書き込みスイッチ (IO0) を押しながらリセットスイッチ (RST) を押し、その後 Arduino IDE 上でコンパイル・書き込みを行う。下のようにメッセージが出れば成功。

(前略)
最大1044464バイトのフラッシュメモリのうち、スケッチが253616バイト(24%)を使っています。
最大81920バイトのRAMのうち、グローバル変数が33324バイト(40%)を使っていて、ローカル変数で48596バイト使うことができます。
/Users/########/Library/Arduino15/packages/esp8266/tools/esptool/0.4.13/esptool -vv -cd nodemcu -cb 115200 -cp /dev/cu.usbserial-A1032L8X -ca 0x00000 -cf /var/folders/4r/pld2c6mj7gb36x37hvwy68fh0000gn/T/arduino_build_603642/show_esp8266_info.ino.bin 
esptool v0.4.13 - (c) 2014 Ch. Klippel 
	setting board to nodemcu
	setting baudrate from 115200 to 115200
...(中略)...
	writing flash
................................................................................ [ 31% ]
................................................................................ [ 63% ]
................................................................................ [ 95% ]
............                                                                     [ 100% ]
starting app without reboot
	espcomm_send_command: sending command header
	espcomm_send_command: sending command payload
	espcomm_send_command: receiving 2 bytes of data
closing bootloader

 シリアルモニタを開いてリセットスイッチを押すと、(ゴミのあと)下のように表示された。

-----ESP-WROOM-02 ( ESP8266 ) Chip Infomation -----

Core Version = 2_4_1
CPU Frequency = 160 MHz
ChipID = ######
Flash ID = 1640A1
SDK version = 2.2.1(cfd48f3)
Boot version = 31
Boot Mode = 1
Flash Chip IDE Size = 4194304 byte
Flash Chip Real Size = 4194304 byte
Flash Frequency = 80000000 Hz
Flash Chip Mode = QIO
Free Heap Size = 46512
Free Sketch Size = 2887680
Sketch Size = 257616

WiFi StationAP Mac Address = 18:FE:34:##:##:##
WiFi SoftAP Mac Address = 1A:FE:34:##:##:##

 Lチカもやってみました。3つ LED を接続しているので、それらを順に点灯する。このスケッチでも、スケッチが246403バイト、グローバル変数が32240バイト使われる。スタートアップ処理部分が大きいのね。

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  pinMode(16, OUTPUT);
  pinMode(5, OUTPUT);
  pinMode(4, OUTPUT);
  digitalWrite(4, 1);
  digitalWrite(5, 1);
  digitalWrite(16, 1);
}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:
  digitalWrite(4, 0);
  delay(500);
  digitalWrite(4, 1);
  digitalWrite(5, 0);
  delay(500);
  digitalWrite(5, 1);
  digitalWrite(16, 0);
  delay(500);
  digitalWrite(16, 1);
}

 とりあえず使えるようになりました。いろいろ遊んでみたいと思います。

posted by toshinagata at 01:01| 日記

2018年05月01日

「この話、続けてもいいですか。」(西加奈子、ちくま文庫)

 西加奈子さんって、売れっ子の作家さんじゃないですか。「きいろいゾウ」って映画になってて、宮崎あおいと向井理が草の上にまったり座っているスチールが印象に残ってて、読んでもいないのになんとなく、「清らかなイイ話」を書く系の人なのかな、と勝手にイメージしてたりしたわけですよ。

(クリックすると Amazon の商品ページに飛びます)

 …ぜんっぜん違うやん。(てか、「きいろいゾウ」もどうもそういう話じゃないっぽいけど。)

 実は、ある時たまたま読んだ文庫本の解説が西加奈子さんで(津村記久子「とにかくうちに帰ります」)、本文ももちろん面白かったんだけど、「えー、西加奈子さんってこういう芸風だったのか、なんか面白いじゃん」と気になり始めた。で、本屋で見つけたこのエッセイ集を数ページ読んで、「あかん、面白すぎる、これは買うしかない」とほぼ衝動買いしてしまったわけです。

 なんか、モノローグのリズムがいいんだよね。自分にとっては、大阪弁のなつかしさも一役買ってるんだけど。

「へらぶな釣り」を買いに来たオカマの「モウ獣広場 様」。それ領収証切っていいんですか? 店に置くの? 猛獣と書いた私に「もうはカタカナでしょう!」と、どうして怒るの? へらぶな釣るなよ。

「わははー、ここの窓、えらい汚いやろ? ネズミ色なっとるやろ? わしの体もネズミ色やさかい、バレてへん、バレてへん!」(中略)
その蛾は、いつもの場所、窓に張り付いています。いつご飯食べてんの? 丸見えやで? 擬態って、何? なんで、逃げへんの?

 今度は西さんの小説を読んでみようと思います。

タグ:読書
posted by toshinagata at 23:26| 日記
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