2018年07月29日

ラズパイ用の SmileBASIC が単体発売されたって!

 Raspberry Pi 用の SmileBASIC が単体発売されているそうです! すばらしい。

 なんだ、この間「SmileBASIC はハードの制約きついからな〜」とか言ってたのがアホみたい。もっとちゃんと調べて書けばよかった。パソコンミニの SmileBASIC とは違って、Raspbian OS の上で動くみたいです。その方がいいよな。OS なしで直接起動する方が一見スマートだけど、Raspbian OS を経由せずにハードウェアの性能を引き出すのはものすごく大変。BASIC がオートスタートするように設定しておけば、Raspbian OS の上でも全然構わないわけです。

 画面サイズがどうなるのかがちょっと気になっている。パソコンミニの SmileBASIC は、画面解像度がやたら高くて、使えるディスプレイの制約がきつかったし、文字が細かすぎて読むのがとても辛かった。あとは、ファイルシステムとかがどうなってるか。使い勝手がいい形になっていると嬉しい。

 あーそうだ、SmileBASIC はまだ PC とか Mac じゃ動かないんだ。それが残念。

posted by toshinagata at 00:05| 日記

2018年07月28日

LÖVE (Love2D) ページに追加:フォント・日本語表示・ジョイスティック

 LÖVE (Love2D) プログラミング ページに追記しました。

 また、「LuaJIT 言語編」は、こんな内容です。

 こちらも勉強しながら書いているので、不正確・不適切なところはまだありそうだけど、内容はだいぶ充実してきた。今後の予定としては、「実践編」(まとまったゲームプログラムを書いて、そのソースコードの解説)、「LÖVE (Love2D) リファレンス編」までできれば完成。「実践編」なんていっても、決してゲームプログラミングに詳しいわけではないので、「(なんちゃって)実践編」ぐらいのものしかできないけど。

 そういえば、先日丸善に行った時に、坊が「Lua の本を探したけど一冊も見つからなかった」と嘆いていた。本を出すほど需要がない、ということなんでしょうかね。Love2D + Lua って、悪くないと思うんだけどなあ。

posted by toshinagata at 00:04| 日記

2018年07月22日

「沈黙」(遠藤周作著、新潮文庫)

 猛暑にも関わらず、丸善名古屋店に行ってきた。買ってきた本の一冊がこれ。妻が旧版を持っていたのだが (「1983.4.14.」とメモが残っている)、今の私たちには小さい活字が辛いので、買い直し。

(クリックすると Amazon の商品ページに飛びます)

 遠藤周作は「狐狸庵先生」のイメージが強く、阿川佐和子さんなどは(たびたび阿川家を訪れる遠藤氏のことを)コメディアンだと思っていたとの逸話がある。けれども、小説作品を読むと、稀代のストーリーテラーであることがよくわかる。一気に読んでしまった。最後の「役人日記」のところはよくわからなかったので、読み直さないといけないけど。

 映画化で広く知られるようになった通り、この作品は、ポルトガルから禁教時代の日本に密航し、迫害の末棄教を強いられた司祭の物語である。「まえがき」では、歴史書のように客観的で淡々とした筆致で、主人公が日本にたどりつくまでの経緯が語られる。一転して第二部では、主人公の手記という形で、この地での密かな布教と、それに伴う内面の葛藤が描かれる。第三部はふたたび第三者視点の記述に戻り、捕らえられた後の司祭の様子が描かれる。そこには、尋問者との宗教的な論争も描写される。

 私は異教者なので、正統的なキリスト教の教義から見て、本作で描かれたキリスト像がどのように見えるのかはわからない。しかし、作中で転向者の科白として書かれる「日本ではキリスト教の教義は根付かない」という考えについては、日本人のキリスト者である作者自身が持ち続けた疑念だったのだろう、と推察できる。作中で、尋問者であり転向者でもある井上肥後守は、司祭を失った日本の切支丹たちは、本来のキリスト教とは似ても似つかぬものを信奉し続けるのだろう、と看破した。実際、一部の「かくれキリシタン」の人たちは、禁教が解けてからもカトリックに復帰しなかった、という歴史的事実がある。

 本作は 2016 年に映画化された。Wikipedia によると、1991 年にすでに、生前の遠藤氏とマーティン・スコセッシ監督が映画化についての意見交換をしていたそうだ。上記の「潜伏キリシタン関連施設の世界遺産登録」とも合わせて、今ふたたび読み返すにふさわしい小説だと思う(私は初見でしたが)。

 ところで、遠藤氏の小説では「大変だァ」がなかなかに異彩を放っているのですが、今は文庫版では絶版のようですね。放射能を浴びて性転換するとか、ちょっとマズい描写が多いからなのかな。

タグ:読書
posted by toshinagata at 20:18| 日記

2018年07月17日

伊藤光捕手、ベイスターズでデビュー

 プロ野球の伊藤光捕手、バファローズからベイスターズへトレードで移籍。最近ぱっとしなかったからね。福良監督とソリが合わなかった、というのもあるんだろうか。

 で、後半戦初日の今日、いきなり先発フル出場じゃないですか。盗塁を刺したり、緊急登板した武藤をうまく間をとって落ち着かせたり、自身10ヶ月ぶりのヒットを打ったり、なかなかの活躍ぶり。ヤスアキを炎上させちゃったのがちょっとね。まあでも、横浜のファンは辛抱強いし暖かいから、きっと長い目で見てくれるでしょう。

 バファローズで応援していた選手の一人なので寂しいけど、新天地で活躍してくれることを楽しみにしています。

タグ:野球
posted by toshinagata at 00:07| 日記

2018年07月15日

Love2D のページを更新

 「LÖVE (Love2D) プログラミング」のページを更新しました。まず、印刷できるように整形した。初めての人に学んでもらうには、やっぱり紙ベースの資料があった方がいい。また、プログラム例として「打ち込んだらそのまま動く」ものをなるべく用意するようにした。ただ、説明の内容がそもそも問題で、「プログラミングにあまり慣れていない人」を想定した作りになっていない。このへんは改善が必要だな。

 また、「LuaJIT言語編」というのを書いてみた。Lua/LuaJIT の解説はインターネットで結構見つかるのだが、あまりまとまった形になっていない。まとまっているのは公式のリファレンスマニュアルだが、もともと他のプログラムに組み込むことが前提で設計されているので、言語の機能よりも先に C API が解説されていたりして、かなり読みにくい。そこで、Love2D を使うのに必要な言語の知識が得られるように、説明を書いた。

 「入門編」と「LuaJIT言語編」を印刷して、坊に渡してみた。最初は手助けが必要だったが、一応サンプルプログラムを打ち込んで動作を確認する、というところまではできるようになった。プログラムの内容も少しずつ理解しているようだ。

posted by toshinagata at 23:46| 日記

2018年07月09日

SmileBASIC か pygames か Love2D か

 先日坊とプログラミングの話になった。坊の同級生に、自作ゲームを作っている子がいるらしい。詳細はよくわからないのだが、「QRコードを見せて『みんなも遊んでみてください』と言っていた」とのことなので、たぶんプチコンじゃないかと思う。

 坊も自分でやってみたいらしい。先日自分で Scratch で作った落ちものゲームを見せてくれた。ずっと前にゲーム作りを少し教えてあげた時のプログラムを元にしたものだが、いろいろアイデアが盛り込まれてなかなか面白かった。こうなると、「Scratch の次はどうする?」問題が切実になってくる。

 SmileBASIC は、「Scratch の次の言語」としては、よい選択肢だと思うんですよ。「複数の値を返す関数/手続き」の構文に少しクセがあるぐらいで、他はオーソドックスな構文になっている。最大の問題点は、ハードウェアの制約がきついこと。うちには任天堂のゲーム機はないから、プチコンは使えない。パソコンミニの SmileBASIC に期待していたのだが、実際に手にしてみると、完全に「閉じた」世界になっていることは思いのほかストレスだった。SmileBASIC 相当の処理系が Windows/Mac/Linux のデスクトップで使えるようになれば、よい選択肢になると思うんだけどね。(そう思って DarumaBASIC を作り始めたんだけど、ライブラリを実装するところでエネルギーが切れてしまった…)

 言語自体の将来性を考えると、やっぱり Python なのかな、とも思えてくる。そこで、pygame を Mac にインストールして、少しいじってみた。しかし、どうも Python は「Scratch の次」としてはハードルが高すぎる気がする。ライブラリが充実しすぎていて、何かやりたいときに「どこを探せば欲しい情報が見つかるのか」がわかりにくい。できることがあまり多すぎると、どこから手をつければいいかわからなくなってしまう。これは初心者にはつらい。

 となると、Love2D は悪くない選択ではないかと思えてきた。Love2D の言語は Luajit で、言語としての将来性には若干不安があるけれども、個人ベースで自作ゲームを作る程度の目的なら、さほど問題にはならないだろう。Luajit/Lua は小さい言語なので、「できることが多すぎてわけがわからない」という状況にはなりにくい。個人的には、ループを再開する continue がないのと配列の添字が 1 から始まるのがどうにも好きになれないのだが、その他はまあ普通の構文だと思う。

 Love2D の日本語の書籍って、たぶん存在しないよね? とりあえず、当サイトで書きかけの「LÖVE (Love2D) プログラミング」を、印刷しやすいように編集し直した。これをプリントアウトして、とりあえず動かしてみるところからスタートかな?

posted by toshinagata at 00:16| 日記

2018年07月03日

著作権保護期間が死後50年から70年に延長

 TPP11関連法が参院本会議で成立しました。これに伴い、著作権保護期間が50年から70年に延長される。他国の対応が順調に進めば、年内にも発効するとのこと。米国の TPP 脱退で、著作権保護期間の延長はいったん凍結されたのに、なぜ日本は独自に延長を決めたのか、よくわからない。いったい誰が得するんだろう?

 この規定、遡及適用はされないんだよね? EU 諸国で著作権保護期間が延長されたときは、域内統一のため遡及適用が行われたらしい。今回は、そういう特殊事情ではないので、いったんパブリックドメインになったものが再び保護される、という事態にはならないと思いたい。

 音楽関係で、作品の保護期間が経過しているかどうか、思いついた作曲家についてちょっと調べてみた。戦時加算が適用される作曲家の場合、作曲年によって加算期間が異なるので、かなりややこしい。

  • コダーイ (ハンガリー、1967没): PD(戦時加算なし)
  • ヒンデミット (ドイツ、1963没): PD(戦時加算なし)
  • プーランク (フランス、1963没): 「フルートソナタ (1957作曲, 戦時加算なし)」「チェロソナタ (1948作曲, 戦時加算4年?)」は PD だが、「3つの常動曲 (1918作曲)」や「2本のクラリネットのためのソナタ (1918作曲)」は戦時加算10年なので、保護期間内。
  • ヴォーン=ウィリアムズ (イギリス、1958没): 「グリーンスリーブスによる幻想曲 (1908作曲)」は PD、「ピアノ協奏曲 (1931作曲)」は保護期間内、「チューバ協奏曲 (1954作曲)」は PD。なんで「グリーンスリーブス」は PD なんだ? 理屈がよくわからん。
  • フローラン・シュミット (フランス、1958没): 大部分の作品が PD だが、例えば「小さな音楽 Op.32 (1906作曲)」「交響曲第2番 (1958作曲, 1959出版)」は保護期間内。

 ところで、戦時加算の撤廃と 70 年延長をバーターする、という議論がかつてあったと思うのだけど、あれはどうなったんだろう。戦時加算がそのまま残っているということは、上のようなややこしいケースで保護期間が残っているものは、あと20年この状態で維持されてしまうわけですか。

タグ:音楽 社会
posted by toshinagata at 20:13| 日記
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