2019年07月27日

Alchemusica 0.8.0 公開

 Alchemusica の新バージョン 0.8.0 を公開しました。0.7.0 からいろいろ変えた気になってたけど、svn log をまとめてみたら、結局新しい機能はオーディオ設定をエキスポートできるようにしただけだった。

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 LinuxSampler と内蔵エフェクトを使い、その設定をエキスポートするやり方を書いてみました。→「Alchemusica: LinuxSampler, 内蔵エフェクトを使う

 曲は矢代秋雄のピアノ協奏曲より第1楽章。SC-88 で作成したピアノパートをそのまま LinuxSampler/Bosendorfer で鳴らしているので、ちょっとバランスの悪いところがありますね。冒頭はもう少し静かに始めないといかんかったかな。

posted by toshinagata at 00:38| 日記

2019年07月22日

Switch インタビュー「舘野泉×中村桂子」

 NHK Eテレの Switch インタビュー、「左手のピアニスト」舘野さんと「生命誌研究者」中村桂子先生。お二人とも今年83歳ですか。舘野さん、少し話すのが不自由そうで、さすがにお年を感じさせる。それでも、ピアノの前に座れば、ピアノ協奏曲を一晩で二曲こなす体力があるんですね。

 今回は、中村先生がお相手ということもあって、しきりに「生きている」というキーワードが出てきた。ピアノを弾いていると「生きている」と実感する、音楽が「生きている」、云々。

 バッハ/ブラームスのシャコンヌのくだりが面白かった。舘野さんは、脳出血からの復帰コンサートに向けて、この曲をさらい始めたけど、どうにもつまらない。「こんな風に、音が一つしかないわけですよ、今まで両手でたくさん音を鳴らしていたのに…」と言いながら、曲の一節を弾いて見せるんだけど、中村先生には「すてきな音楽」にしか聞こえない。そりゃそうだよね、目の前で舘野さんがバッハを弾いて、それがつまらなく聞こえるはずがない。舘野さんは「つまらなく」弾いてたつもりなんだろうけど。ところが、2ヶ月ぐらいたったある時、音楽が「生き始める」。この感覚、自分で音楽をやる人なら、きっとわかるだろう。ただの音の並びだったものが、ある時から「生きたもの」になって、語り始める。

 こんな風に、「音楽が形作られていく過程」って、なかなか見せてはもらえない。そういう意味で、とても貴重な話を聞かせてもらった。そういえば、ずっと以前に BS でやっていた舘野さんの特集番組では、間宮芳生さんに「風のしるし」の作曲を委嘱したときのやりとりも紹介されていた。あれも面白かったなあ。

 中村先生はとても気品のある話し方で、舘野さんの話をうまく引き出しておられた。後半は中村先生が主役になって生命誌の話…になるはずなのだけど、そっちでもなんだか舘野さんが主役になっちゃってましたね。中村先生の話をもう少し聞きたかった気もする。まあしかし、「ひどく専門性の高い話(遺伝情報がどうとかこうとか)」か「誰でも知ってそうな話」の二択になってしまうのかもしれず、舘野さんとの組み合わせでは中村先生のお仕事の魅力はあまり生きてこないのかもしれないな。

 そうは言いつつも、ゆったりとした時間が流れる、いいインタビューでした。楽しかった。

タグ:音楽 科学
posted by toshinagata at 21:52| 日記

2019年07月12日

続・Mac の更新を検討中

 先日の「Mac の更新を検討中」から、ぐずぐずしている間に MacBook Pro が全モデルアップデートされてしまいました。なんとまあ。

MacBook Pro (2017)
Touch Bar なし
MacBook Pro (2018)
Touch Bar あり
MacBook Pro (2019)
Touch Bar あり
MacBook Pro (2019)
Touch Bar あり
画面解像度 2560x1600 2560x1600 2560x1600 2560x1600
CPU 第7世代
2.3GHzデュアル
Intel Core i5
第8世代
2.3GHzクアッド
Intel Core i5
第8世代
1.4GHzデュアル
Intel Core i5
第8世代
2.4GHzクアッド
Intel Core i5
メモリ 2,133MHz LPDDR3 2,133MHz LPDDR3 2,133MHz LPDDR3 2,133MHz LPDDR3
グラフィック Intel Iris Plus Graphics 640 Intel Iris Plus Graphics 655 Intel Iris Plus Graphics 645 Intel Iris Plus Graphics 655
ポート Thunderbolt3 x2 Thunderbolt3 x4 Thunderbolt3 x2 Thunderbolt3 x4
税込価格 225,504円 262,224円 220,104円 ***,***円

Apple Store が混んでいるのか、2.4GHz のカスタマイズ価格を調べようと思ったのに全然つながらん…

 上位機種とはクロックが大きく違うわけだけど、このあたりがどうなんだろうか。こちらの記事「MacBook Pro(2019)13インチエントリーモデルは予想以上の性能!新旧モデルのベンチマークや大幅高速となった動画処理などパフォーマンス比較」によると、ベンチマークの数字だとシングルコアで 7%、マルチコアで 11% 程度上位機種が速い、という結果が出ている。その程度の差なら、別にエントリーモデルでも十分か。むやみに性能が高いと、発熱もすごいしな。これで決まりかな。

タグ:Mac
posted by toshinagata at 23:32| 日記

2019年07月07日

クラシック音楽館:平尾貴四男、矢代秋雄

 クラシック音楽館で邦人作品を取り上げていたので、見ました。平尾貴四男の「砧」と、矢代秋雄のピアノ協奏曲。指揮は山田和樹。

 「砧」は曲の存在は知ってたけど、聴いたのは初めて。戦時中 (1942) に書かれたというのが意外なぐらい、洗練された印象を受けた。

 矢代秋雄の協奏曲は、河村尚子の独奏。この人の演奏は初めて聴いたのだけど、なんかすごく力の入った感じの、独特のスタイルで演奏する人ですね。第一・三楽章で出てくるカデンツァ風の部分、音が重い。もっと歯切れよく叩きつける様に弾くところだと思っていたので、新鮮だった。

20190707-1.png

 一番感銘を受けたのは第一楽章の第二主題のところで、和音の一つ一つにそれぞれ表情がある。ぞくぞくする。

20190707-2.png

 第二楽章と第三楽章は、なんかもうちょっとタメがあってもいいような気がした。次々と楽想が溢れ出てくる感じで、それはそれでいいのかもしれないけど、聴いてる方が忙しいんだよね。そういう曲だ、と言ってしまえばそれまでなんだけど。

タグ:音楽
posted by toshinagata at 23:28| 日記
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