「契約切り替え74万件=1・2%、電力全面自由化1カ月」時事通信の記事。そもそも選択肢がそんなに多くないよね。うちは、中部電力から東邦ガスに切り替えました。理由はわりと消極的。
- 東邦ガスのプランの方が少しだけ安かった。
- 中部電力は「安くするかわりに2年縛り」というプランを提案してきた。「○年縛り」の契約には、携帯電話の経験で強い不信感を持っている。
- 香川照之さん他、大物の役者さんを起用した CM が不愉快だった。あれで契約者をつなぎ止められる、と考えているのなら、こちらもずいぶん馬鹿にされたものだと思う。もっと他に金を使うところがあるだろ。香川さんのことは別に嫌いではないのだが。
- 浜岡原発を廃止するなら中電に戻ってもいい。親族が静岡県に住んでいるので他人事ではないのだ。
まあ、今後どうなるんでしょうね。電気は重要なインフラなので、安定した供給が保障されることが最優先ではある。一方、電力会社を「選ぶ」ことで、一消費者がエネルギー政策に対して「一票を投じる」機会が生まれたとも言える。電力会社には、自社のエネルギー供給ポリシーについて情報公開を望みたいし、それについて議論する場が増えればよいなと思う。
タグ:社会