2018年05月10日

「生ごみ先生の元気野菜革命」(吉田俊道/東洋経済新報社)

 生ごみコンポストで家庭菜園をやっているが、どうも思うようにいかない。ネットの情報だけじゃなくて、ちゃんと本になっているものを読んだ方がいいな、と思い、図書館で目についた本を何冊か借りてきた。

 著者の吉田さんは、県の農業相談員の仕事をやめて、有機農業に転身した人。それだけではなくて、保育園や小中学校で、生ごみコンポストを使った野菜作りを指導して、成果を上げてこられたとのこと。

 最初の方に紹介される体験談で、「無農薬でも元気な野菜には虫がつかない」という話がたいへん興味深かった。庭で野菜を育てても、すぐに虫がついてひょろひょろになってしまうので、「やっぱり農薬なしでは難しいのかなあ」と思っていたのだが、吉田さんは「もともと植物に元気がないから虫がつくのだ」ときっぱりと言い切る。ほんとなのか? まじめに生ごみ堆肥を作ったら、元気な野菜が育てられるの? プランターでもできるということだから、小さな庭の畑でもできるのかな。本書第4章に実践法が書いてあるのだが、スプラウトを作る、という話で終わってしまっている。もう少し踏み込んで、たとえばホウレンソウの作り方とか書いてくれたら嬉しかったのだけど。

 第3章では、「食生活改善のチェックリスト」など、子供の食育に関連する話題が並ぶ。「砂糖の摂り過ぎが子供をキレやすくする」とか根拠の怪しい話も混じってきて、ちょっと危なっかしい。「元気な野菜を作って食べる」ということに関しては、実践の重みが感じられるが、そうでない話題はナナメ読みにしておいた方がよさそう。

 食育がらみの部分はさておくとして、いい土を作って「元気な野菜」を育てる、というのはぜひ実現してみたい。現状で何が足りないのかよくわからないので、もう少し基本を勉強しないといけないのかな。

タグ:読書 園芸
posted by toshinagata at 23:16| 日記
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