2018年09月12日

合唱曲「山のいぶき」

 子供たちがよく合唱曲を歌っている。学校が音楽会にけっこう力を入れていて、毎年「学年合唱」と「クラス合唱」の2曲を練習することになる。うちの子らは2人とも歌が好きなので、「あの歌は好き」とか「この歌はイマイチ」とか言いつつ、歌ったりもしている(さすがに坊は大声では歌わないが)。

 あんまり合唱曲には明るくないんだけど、自分の中3の音楽会で学年の課題曲になった「山のいぶき」は、思い入れがあるし、好きなんだよね。久しぶりに聞いてみた。

【合唱曲】山のいぶき

 今の子供たちが歌う合唱曲は「希望が○○」とか「絆が○○」とか「みんなで○○」とか、人間関係を歌ったものが多いように思う。こういう「自然礼賛」系の歌は、今は流行らないんでしょうね。

 曲はずいぶん手がこんでいると思う。まず、調性プランがいい。全音音階のぼんやりしたイントロで始まって、C の連打からヘ長調が確定して、すぐに歌が入る。「耳をすませば しみじみと」のところで一瞬 A#7 に寄り道するのもいい。中間部はハ長調だけど、ホ短調やらニ長調やらをうろついたあと、ばっさり断ち切るように C 音に落ちる。ヘ長調の再現部で、このまま終わるのかと思ったら、コーダは突然4/4拍子・イ長調になって、盛り上がって終わり。コーダへの場面転換がすごく印象深い。

 それと、ピアノ伴奏がとにかく凝っている。単なる添え物じゃなくて、相当に強い主張がある。中3の時は、ピアノ伴奏には手を上げなかった。ちょっともったいなかったな。当時はいろいろ疲れてたな、としみじみ思い出す。音楽の先生と折り合いが悪かったし。

 その先生ったら、伴奏担当の子たちを集めて「ご指導」してたんだけど、この曲の最後のここのところ(楽譜は記憶に頼っているので不正確かも)で、低い E をペダルで伸ばしてフェルマータの終わりまで保て、って言ったんだよ。だから、8クラスが8クラスともそういう終わり方だった。

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 あり得ないと思いませんか。曲の終わりが第二転回の和音になっちゃうんだよ。音楽わかってないにも程があるわい。まあ、そういう生徒だから折り合いが悪かったんだけど。(歌を移動ドで歌わされるのに抗議したりしてたもんな)

タグ:音楽
posted by toshinagata at 22:47| 日記
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