2018年09月27日

覚せい剤を作る大学生なんてすごくも何ともない

 爆薬を作って逮捕された学生が、覚せい剤も作っていたと報道されています。それを受けて、こんなことを言っている方がちらほら…

 覚せい剤を自宅で作った、ということで、何か「化学の天才的な才能を持った若者が、ついうっかりダークサイドに堕ちてしまった(だから社会はその才能を生かすべき)」みたいなイメージを持たれているのかもしれないけど、ぜんぜんそんな話じゃないですよ。普通の高校の化学部にいる程度の平凡な化学の能力に、禁じられた行為をすることで目立ちたいという残念な承認欲求と、倫理観の完全な欠如とが合わさって、起きてしまった事例です。単に、「化学の知識を持っている人なら誰でもできるけど、普通は自制してやらない」ことを、平気でやって、法に触れてしまっただけのことです。公道を 200 km/h で飛ばしてスピード違反で捕まった DQN と大して変わりません。

 こんな DQN を持ち上げなくても、化学・工学に広く通じた有能な人なんて、世の中にいくらでもいますよ。「メイカーズ」界隈には見当たらないかもしれないけど、住んでいる世界が違うだけのことです。メイカーズ界隈の方々には、DQN は放っておいて、ちゃんとした化学分野の人にアプローチして欲しいと思いますね。

タグ:社会
posted by toshinagata at 22:29| 日記
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