朝から「ひたち3号」が Twitter のトレンドに上がっていて、何だろうと思ったら、これだった。
柏駅、特急ひたち3号仙台行き到着。このアナウンスは本当に涙腺が緩くなる😢 pic.twitter.com/niGsbTPrwW
— おかじま (@negima105) March 13, 2020
🚃全線運転再開・常磐線の旅🚃
— 🍶呑みテツ🚃みやちゃん (@Rainbow__Train) March 14, 2020
特急ひたち3号仙台ゆき
方向幕に次々現れるこの停車駅たち。感慨深いものがあります。 pic.twitter.com/Eq2SSQR1Nr
ああ、常磐線の全線再開。ニュースでは知っていたけど、現場ではこういう感慨があるんだ。
9年越しのJR常磐線全通、“過大な輸送力”10両編成で運航する理由|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 https://t.co/zUx7MnsBVn
— ニュースイッチ@日刊工業新聞 (@newswitch_) March 10, 2020
この記事の中で、JR東日本の社長は「(10両編成で定員600人の輸送力は需要に対して過大だが)経済合理性だけでなく、将来に向けた一つの希望の印だ」と語る。鉄道の運行って、その地域にとっては、シンボリックな意味があると思うんですよ。
かつて、青函トンネルが開通してしばらく経った頃に、北海道で生まれ育った人と会食した時、「札幌駅で『上野行き』という列車を見た時に、なんだか涙が出てきてね…」と語られたことが、今でも忘れがたい。その人は、本州で長く仕事をされていたし、飛行機で北海道と本州の間をごく普通に行き来されていたはず。それでも、札幌駅で「上野行き、北斗星」を目にした時の感慨は、格別なものがあったという。
感慨の度合いはだいぶ薄れるけど、九州新幹線が開通した後に、新大阪駅で「鹿児島中央行き」の列車を見た時に、やはりこみ上げてくるものがあった。電光掲示板に流れる停車駅が、「つながっている」という感覚を呼び起こすんだよね。
機会があれば、「ひたち」で仙台を訪れてみたいと思っています。