2017年04月19日

踏切事故:人助けはいいけど、まず自分の安全を確保しよう

 京急で、踏切に進入した人を救助しようとして、2人とも亡くなられた件。最初の男性がそのような行動を選んだ事情や、助けようとして力及ばなかった方の無念を思うと、切ないというほかない。心からお悔やみを申し上げます。

 その上で、以前も書いたことだけど、人命救助を目指して自分も事故に巻き込まれることは、絶対に避けないといけない。犠牲者が増えてしまう確率が格段に上がるわけじゃないですか。ここは、まず停止ボタンを押して、あとは遮断機の外から大声で呼びかけるのが、唯一の解だったと思う。仮に、踏切に進入したのが自分の家族だったら、衝動的に助けに走ってしまうだろうけど、そうでないのなら、一旦冷静になって、自分の安全を確保することが大事。

 こんなツイートを見かけました。現役の車掌さんだそうです。

タグ:社会
posted by toshinagata at 22:47| 日記

2017年04月17日

Daruma BASIC ラズパイ3で動いた

 ラズパイ3のベアメタルで、Daruma BASIC が動きました。

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 いやもう、めちゃくちゃ大変だった。まず、ラズパイ1の開発に使っていた Maccasoft さんのカーネルは、ペリフェラルのアドレスが 0x20000000 に固定されていて、ラズパイ2以上を使うことは想定されていない。ペリフェラルのアドレスを変更しただけでは動かなかった。他にもいろいろ変えないといけないところがあるらしい。

 自力で解決するのは無理な感じだったので、代わりになるものを探して、circle というのを試してみた。これはラズパイ1・2・3・Zero のすべてで動作確認されている。サンプルをビルドしてみたところ、ラズパイ3であっさりと動作した。

 しかし、ここから先が長かった。Circle は、標準ライブラリを一切使っていない。Daruma BASIC は newlib に依存しているので、circle で newlib を使う方法を模索した。これがえらい大変だった。一応サンプルプログラムが動くところまでこぎつけたけど、まだときどき変なエラーを circle が出すので、おかしいところが残っているみたい。もう少し安定させてから公開します。

 なお、IchigoJam for RPi がいよいよ動き出すようで、興味をそそられます。だけど、私はやっぱりタイニー系じゃない BASIC が使いたいので、Daruma BASIC の開発は細々と続けて行きます。まあ、趣味だからね。

posted by toshinagata at 01:10| 日記

2017年04月12日

「きゅうべえ」でアニメ作成

 しばらくラズパイネタを書いておりませんでした。坊が誕生日プレゼントにラズパイ3を所望し、無事入手した。マインクラフト+Scratch をやる、と自己申告していたのに、気がつくとマインクラフト専用機になっていたため、一度ダメ出し。まあ、Scratch2MCPI は、空間座標の知識などが必要なので、よほど数学に強い子でないと、実際上無理なんだよな。Scratch の「一見とっつきやすそうな」見かけにだまされてはいかんよ、という話。

 で、代わりに「きゅうべえ」で動くスタンプとか作ってみたら、と勧めてみた。「きゅうべえ」は、「2015年『みんなのラズパイコンテスト』で優良賞をもらったフリーのアニメーション作成ソフト」だそうです。Mac 版もあるじゃん。ちょっと試してみた。絵心は問わないというのはお約束として、動く絵がすぐに作れるのは、けっこう面白い。

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 操作画面はこんな感じ。手書き風のゆるい画面が楽しい。ちょっと操作がわかりにくいところもあるけど。

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 「きゅうべえ」を「プログラミング学習環境」として利用するワークショップなんかもあるんですよね。動く LINE スタンプとか、作りたい人は多いだろうから、プログラミング学習の入口としては、目のつけどころがいいと思う。

タグ:Raspberry Pi
posted by toshinagata at 22:44| 日記

2017年04月08日

日本の「謙虚」海外アピール

 経済産業省の「世界が驚くニッポン!」。こんなのを国の機関が大々的に進めるなんて、何の冗談だと思ってたら、2年も前に虚構新聞で報道済みだったとのこと。

 もちろん、日本の素晴らしいところをアピールするのはいいことだと思うんですよ。でも、やり方を考えないとね。「短時間で手っ取り早く目立とう」というガツガツした戦略とは正反対のところに、日本のいいところがあるんじゃないんですか。じっくり時間をかけて、じわじわ浸透させるような戦略でいかないと、本当の良さは発見してもらえないと思う。

 経産省の担当者が「自分の担当期間の間に目に見える成果を出したい」と焦ってるんじゃないですか。また、目に見える成果がないと金を出さない財務省にも問題があるんでしょう。官僚がスタンドプレイに走ってどうするんだよ。きっちり黒子に徹して、粛々と業務を進めるのがアンタたちの仕事なんだから、勘違いしないでほしい。

 最近クローズアップされている、いわゆる「天下り」の問題って、こういう問題と裏表のような気がする。短期間に結果を出しておかないと、昇進が遅れて、その結果途中で退職するハメになるわけじゃないですか。「天下り」をあまり熱心に叩いていると、途中で退職する人が非常に惨めな思いをすることになるかもしれない。中堅どころの現役官僚の人は、自分がそうなることを避けようとして、スタンドプレイに走って目の前の「成果」を追い求めてしまうことになる。官僚の人たちだって、自分たちの生活を持った生身の人間なんだから、もっと長期的な視点で落ち着いて仕事ができるように、制度改革を進めた方がいいように思う。一方的に叩けばいいってもんじゃない。

posted by toshinagata at 12:09| 日記

2017年04月06日

NHK 基礎英語

 4月から NHK ラジオの「基礎英語」が新シーズン。今年度の講座は、相変わらず「これが言えるようになろう」みたいな中途半端な会話指向は強いのだが、一週間に一度は「文法事項」も学ぶようになっている。そうこなくっちゃ。外国語として学んでいるんだから、文法は必須ですよ。

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NHKゴガク」のウェブサイト。

 うちの子たちの「基礎英語」歴は、上の子が3年、下の子が1年。昔の「基礎英語」と比べて、会話表現が極端に重視されて、ほとんど文法事項を取り扱っていないのが、非常に気になっていた。「基礎英語」がターゲットにしている中学生は、英語を「これから教養を身につけるための手段」として学んでいかないといけないのだから、「会話ができれば OK」みたいな中途半端な学びじゃいけない。少なくとも、NHK の講座がそこを目指してはいけない。そういう意味では、少しまともな方向に動いているのかな、と思う。

タグ:教育
posted by toshinagata at 23:24| 日記

2017年04月04日

宇治市の例の動画

 宇治市の PR 動画。なんだか「再生数がすごい」ことばかり注目されているけど、どうも違和感があった。もちろん、宇治市のイメージとかけ離れている、というのは当然あるんだけど(私は宇治市はしばしば訪れているので、雰囲気はだいたい知っている)、それとは別の違和感があったんです。この記事を読んで、やっと少しわかったような気がした。

 大事なことは、結局この一文に集約されるのかな。

宇治市の今回の動画の目的は、人口減少対策として市の好感度アップということでしたが、外注した動画で移住や定住につながるほど好感度が上がるとは正直思えません。

 ネットで飯を食っている人は、「目立てば勝ち」というような価値観で動きがちだけど、サービスを利用する側としては、あんまりそういうのに振り回されないようにしたいですね。あと、税金の使い道はよく考えて欲しいなと思います。私は別に宇治市には税金払ってませんけど。

タグ:社会
posted by toshinagata at 00:54| 日記

2017年04月01日

「クラシックの真実は大作曲家の『自筆譜』にあり!」(中村洋子/DU BOOKS)

 楽譜を読むのが好きなもので、書名に大いに興味を惹かれて読んでみました。自筆譜の話は確かに面白い。でも、楽譜の話は半分ぐらいなんだよね。現代の商業音楽とアカデミックな音楽界を批判することに相当のページが割かれている。商業音楽批判については共感できるところが多いのだけど、音楽界批判については、なんか「自分を相手にしてくれない音楽界」への怨念みたいなものが立ち昇って来て、息苦しさを感じる。あんまりバランスの良い本ではないですね。

 「平均律」の解説について、市田儀一郎氏の分析本や矢代秋雄・小林仁氏の対談本を「読む価値無し」と切り捨てているのも、ちょっとやり過ぎじゃないかと思った。これらの本を読んだら余計にバッハの理解から遠ざかる、なんてことはないと思いますよ。市田氏は音楽学者、矢代氏と中村氏(本書著者)は作曲家、小林氏はピアニストなので、それぞれ視点が違っていて、相補的に理解を深めることができる、という見方でいいんじゃないのでしょうか。

 とはいえ、興味深い内容も多い。たとえば、ショパンの自筆譜についての考察。ショパンの作品の実用譜には、意味のわかりにくい記述がときどきあるので、「本当はどう書いてあるんだろう?」と知りたくなることはよくある。ちなみに、ショパンの練習曲 Op.10-1 の自筆譜に見られる「視覚的なパターン」をコンピュータ組版で再現する試みを、ダグラス・ホフスタッター氏が 1982 年に紹介している(「メタマジック・ゲーム」ホフスタッター著、竹内ほか訳、白揚社、第9章)。みんなが自筆譜を見られるようになるのが一番いいのだが、それが難しいのであれば、「特徴をとらえたコンピュータ組版」というのは面白い試みかもしれないね。

(バッハの作品の自筆譜は、IMSLP にかなりの数が公開されています。平均律なんて、いろんな写本を見比べることすらできる。ベートーヴェンの自筆譜もあります。ショパンのエチュードの自筆譜は[まだ?]ありません。)

タグ:音楽 読書 楽譜
posted by toshinagata at 23:27| 日記

2017年03月30日

Raspberry Pi Zero 届いた!

 何度か納期が延期になりましたが、スイッチサイエンスさんから今日届きました!

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 ベアメタル版 Daruma BASIC も修正なしで動いております。

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 公式のケースも買ったんだけど、これに入れると micro SD カードの抜き差しができない。ベアメタル開発にはちょっと不便。

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 あと、想定していたことではあるんだけど、ケーブルがごちゃごちゃしてスマートじゃないですねえ。ピンヘッダをハンダ付けして、先日の HDMI モニタと一体化させるのが便利かも。

タグ:Raspberry Pi
posted by toshinagata at 22:45| 日記

2017年03月28日

愛知県で部活週休2日制、ただし教員のみ

 愛知県の教育委員会が、中学校は週2日、高校は週1日、部活休養日を義務づけるとしたのですが…

 なんと、これは「教員の負担を減らすため」なので、教員が交代で休みをとることにして、生徒の休養日は増やさない、んだそうです。なんじゃそりゃ。ネット上のコメントでも、「確かに生徒の将来を考えたらその方がいい」とか「部活至上主義に一石を投じる英断」とか賞賛されてるけど、それウソだからね。

 生徒もすっかりそういう指導者に洗脳されているから、部活動をやる時間をなるべく長くしたい、と自分たちで希望を出したりしちゃうんだよね。親は親で、部活動で活躍して推薦合格を勝ち取ろうとかセコいことを考えているから、部活動の時間を短くしたら抗議が来たりするし。

 日本人の時間当たりの生産性が低いのは、この辺りから始まっている話だと思います。部活動の時間を長くしたところで、その大部分の時間をくっちゃべって過ごしてたりするわけですよ。「部活動オフの日を作るから、活動日には集中してやりなさい」というのが本当の教育的指導というもんでしょ。「教員が交代で休みをとって、生徒の休養日は増やさない」なんて発想が出てくる人は、もうその時点で教育者・指導者として無能なんだと思う。

posted by toshinagata at 22:15| 日記

2017年03月26日

オーディオ専用パソコンのキット

 シリコンハウスのブログで紹介されていた商品。ラズパイを使った高品質オーディオのキット。

 Squeezebox Touch を導入して4年になる。最近使用頻度が少ないので、まだしばらくは現役でいけそうだけど、後継機は上のようなものになるんでしょうね。ラズパイすごいね。「一家に一台」になりそう。

posted by toshinagata at 22:19| 日記