2019年04月12日

攻める「ことでん」こと高松琴平電気鉄道

 ネットでたびたび話題になる「ことでん」こと高松琴平電気鉄道。

 「おー、またことでんがなんかオモロいことやったんかい」と微笑ましくスルーしようとして、ふと気づいた。「ことでん」ってどこを走ってるどういう電車なのか、まるで気にしたことがなかった。それなのに、まるで昔から知ってるみたいに「またことでんが」云々、っておかしくないか?

 ということで、ことでんのウェブサイトにお邪魔してきた。ことでんこと高松琴平電気鉄道は、高松市周辺に3路線を運行する鉄道会社で、明治44(1911)年に開業した東讃電気軌道ほか2社が統合して設立された。2001年には経営不振のため民事再生法の適用を申請したが、翌年に経営陣を刷新して会社再生に取り組み、2011年に開業100周年を迎えたとのこと。

 さっそく、「毎週金曜日は午前0時便」で笑わせてもらいました。ただし、面白がっているだけじゃない。「ことでんフォトギャラリー」には、「ことでん百年目の写真展。」として、ことでんの車両工場で働く人たちの写真が多数紹介されている。外からはなかなか見えない、現場で鉄道事業を支える人たちへの敬意をストレートに表している。

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 香川県には実は行ったことがなくて、高松にも特段の関心を持っていなかったのだが、ことでんのウェブサイトを見て、なんだか興味が湧いてきた。機会があれば、ぜひことでんに乗ってみたいと思う。

タグ:社会
posted by toshinagata at 23:56| 日記

2019年04月11日

ブラックホールの撮影成功

 しばらくブログから離れていたので、なかなか書きたいことが見つからんな、と思っていたら、いい話が飛び込んできました。

 「ブラックホールの撮影」? どういうこと? と思ったが、すべてを飲み込んでしまう「現象の地平線」よりわずかに外側を通る光は、ブラックホールの周辺から放射されているように見えるんですね。

 NASA とか JAXA もそうだけど、NAOJ(国立天文台)の人たちも、こういう「イメージ動画」を作る実力はものすごく高いものがある。本当は超難解な理論を、短い動画のイメージで、「わかったような気持ち」にさせてくれるから。(その裏には、巨大プロジェクトを動かすために、官僚や政治家に「短い時間で納得してもらう」努力を綿々と続けてきた積み重ねがあるのだと思う。)

 「イベント・ホライズン・テレスコープ」の原理は、いまひとつよくわからなかった。下の図から、世界中の電波望遠鏡からデータを集めて、そこから情報を取り出したことは見て取れる。ノイズに埋もれた極微小な信号を掘り出すために、情報処理の最先端技術も使われているはず。


2018年以降のEHT望遠鏡配置図(Credit: NRAO/AUI/NSF)

 ものすごく波及効果の広い技術もあるだろうから、一般向けだけじゃなくて、「専門外の理系研究者」向けの「少しだけ深い解説」も見てみたい気がするな。

タグ:科学 社会
posted by toshinagata at 23:13| 日記

2019年03月24日

コンポストと土つくり

 以前、土つくりの勉強のために、本を読んだ話を書いた。

 この2冊で得た知識をもとに、この1年はコンポストをこういう風に運用していた。

  • 台所の野菜くずを入れる方針は変化なし。
  • 雑草を抜いたものは、天日で乾かして、茶色くなったあたりで投入。(=野菜よりも付着している菌が多いと思われるので、発酵を促進させる)
  • 山砂、バーミキュライトを適宜加えて、よく切り返す。(=砂は、粒子の大きな土を入れることで隙間を作る。バーミキュライトは、保水力・吸着力の改善。)
  • コンポスト容器にある程度内容物がたまってきたら、熟成用の別容器に入れて、1〜2ヶ月放置。ときどき切り返す。

 熟成後の土はこんな風になった。今までとは全く違う。今までは、有機物が分解されてくると、ガチガチの粘土質にだんだん戻っていっていたが、今はさらさらの土になっている。たぶんバーミキュライトの効果は相当大きい(今までも山砂は入れたことがあったけど、ここまでの変化はなかった)。

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 こちらは熟成途中の土。こちらは、まだ山砂・バーミキュライトの投入が不十分なため、粘土のかたまりがごろごろしている。

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 こちらは元の粘土質の土。真っ白で、ただの粘土にしか見えない。これでも、何度か作物を植えたり、コンポスト堆肥を入れたりはしてるんですよ。でも、元の粘土と同じようなものに戻ってしまう。元の粘土(たぶんカオリナイト)は、栄養成分を吸着する力がとても弱いことがわかる。

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 今回、コンポスト作成中に気づいたことがあった。

  • 雑草くずの効果は絶大。気温の高い時期だと、十分に枯らした雑草をコンポストに加えると、翌日は湯気が立つぐらい発酵していることがある。発酵が順調だと温度が上がって湯気が立つ、という話は聞いていたのだが、実感したのは初めて。
  • バーミキュライトをコンポスト容器に投入しておくと、野菜くずが多少水を含んでいても、あまり水っぽくならない。バーミキュライトが水を吸着してくれるからだと思われる。
  • 何度かコンポスト容器に雨が降り込んだことがあった(うっかりフタを閉め忘れていた)。今までは雨が降りこむとすぐにベチョベチョになって、野菜くず投入をしばらく中止していたのだが、バーミキュライトが入っているとそういう状況にはなりにくい。

 土の質は本当に大事。生ごみコンポストの話はネットでいくらでも見つかるけど、単にごみを減らすだけじゃなくて庭土の改良までやりたいのであれば、少しは土のことを知らないといけない、ということがよくわかった。

 熟成完了した土を使って、キンジソウを植えた。畑で去年植えていた場所の土をはがして、代わりに今回作った土を入れ、植え付けた。土の表面を稲わらで覆って、乾燥を防ぐとともに、葉が土に触れて腐ってくるのを防ぐ。

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 去年はキンジソウの芽がなかなか出てこなかったのだが、今年は早かった。3月前半がむやみに暖かかったのが大きいと思う。あと、秋に茎を切って越冬準備したときに、切り口にカルスメイト(切り口の保護剤)を塗って乾燥を抑えたのもよかったのかもしれない。

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 吉田さんの本によれば、野菜類は良い土で元気に育てば、虫もつきにくいそうだ。まだこれを実感したことがないので、今年の結果を楽しみにしている。

タグ:園芸
posted by toshinagata at 19:45| 日記
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